乙女座の一等星スピカは、彼女の持つ麦の穂に当たります。
そんなことからも、乙女とは“女神デメテル”と考えられています。
語られている神話は、娘のペルフォネ誘拐事件のことばかり。
(地上に四季が生じたアレです↑)
娘が地上に居ないことを嘆き、大地の恵みが消え失せる「冬」が
乙女座が姿を現さない4ヶ月間に当たることを示しているらしいですよ。
他には正義の女神アストライア説もあり。
この場合、スピカは善悪を量る天秤になります。
…アストライアとテミス様との違いがよく分からないんだけど。
前者は星座にちなんだ神話が残っているけど、テミス様は「無し」で見分ける?
もっと少数派のものとしては
以前紹介した
ワインを初めて作ったイカリオスの娘節もあるそうな。
確かに、彼女が連れていたイヌにちなんだ名前の星があるよなぁ〜
そんな訳で、聖闘士キャラの“濃さ”に反して
“おとなしめ”な乙女座神話です。